武蔵浦和どうぶつ病院ブログ BLOG

わんちゃんの歯科処置(歯石除去)

今回わんちゃんの歯科処置を実施いたしましたので、ご紹介いたします。

歯周病を放置すると、
・歯ぐきが赤い・腫れている
・歯がグラグラしている
・ご飯が食べにくそう
など、様々な症状を引き起こします。
歯周病については、こちらのページでもご紹介していますので、ご参照ください。

<歯科処置の流れ>
まずは、麻酔をかけた状態で、口腔内の観察を行います。

切歯(前歯)、犬歯、臼歯(奥歯)にかけて、かなり歯石が付着しています。
歯ぐきの赤みと腫れも認められます。

動物用の歯科ユニットのスケーラーを使用し、大まかな歯石を除去していきます。

その後、プロービング検査で、歯周ポケット(歯と歯ぐきの間)の深さを測っていきます。
歯周病が進むと、歯周組織が破壊され、歯周ポケットが深くなっていきます。

歯と歯周組織のレントゲン撮影を行います。

今回のわんちゃんは、歯石の付着はかなりありましたが、
プロービング検査・レントゲン検査で重度な歯周病はなかったため、残りの細かい歯石を除去し、ポリッシング(歯面研磨)を実施して終了となりました。進行した歯周病に対しては、抜歯が必要になることがあります。

<歯石除去で大切なこと>
歯周ポケットの汚れをキレイにする。
歯石を取った後の歯の表面はザラザラしているため、歯垢と歯石が付着しにくくなるようポリッシングを必ずする。
この2点を行うためには、絶対に麻酔をかけて処置する必要があります。
無麻酔の歯石除去は、見た目はキレイになるかもしれませんが、歯周ポケットの処置をしなければ、歯周病の治療には全くなりません。
また、歯石除去後の研磨をしなければ、今までよりも歯石がつきやすい状態になってしまいます。
そのため、当院での歯科処置は、基本麻酔をかけての処置になります。

<ホームデンタルケア>
歯石を取っておしまいではなく、その後のご自宅でのケアが最も大切です。
せっかく歯石を取っても、何もしなければ、また歯石が付き始めてしまいます。
そのため、当院では歯磨き指導も積極的に行なっています。
まだ歯磨きができない子でも、焦らずゆっくりステップを踏んでいけば、歯磨きができるようになることも多いです。
その子に合わせた、ケアの方法をご指導いたします。

TEL 048-626-6526 ※当院は予約制です
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